2008年11月16日日曜日

Macでニコニコ動画のH.264(mp4)動画から音声を抽出する方法

珍しくそこそこ独自性の高い記事かも。
まぁ半分くらい知り合いのアドバイスによるものだが…

そうそう、macでnicocacheを動かすには、jarファイルをログイン項目に入れるなり、使う時にjarファイルをダブルクリックするなりすれば良い。そもそもこれが前提。

nicocache(含nl)にはflvおよびmp4から音声を抽出する機能があるんだが、Macでやるとこいつの設定が結構面倒だったので、簡単にまとめてみる。たぶん多くのLinuxでも似た方法でやれるから参考にはなるはず。

まず、MP4Boxが必要なのでこいつを以下のアドレスから落として来る
MP4Box - statically linked (Mac OS X / Intel) - CVS 18.08.2008(http://www.tkn.tu-berlin.de/research/evalvid/)
で、こいつが実行ファイルなので、これを実行しようとすると、何故かlibpngが所定の位置に無いってエラーを吐く。
なんで音声用のソフトにlibpngが居るんだろうという疑問は残るが、入れれば動くので頑張って入れよう。

libpngなどを入れるにはMacPortsというアプリケーションが簡単で便利だ。
以下のサイトを参考に、ソフトウェア一覧の更新まで行うと良い。
ちなみに環境変数は、~/.profile にテキストファイルを作ってコピペすれば動く。
vimコマンドが便利。
http://d.hatena.ne.jp/hakobe932/20061208/1165646618
そしたら、
$ sudo port install libpng
とコマンドを打って、パスワード聞かれるので自分のパスワード入れると、libpngが手に入る。
しかし、これではまだ動かない。MP4Boxが要求するパスと実際に存在するパスが違うからだ。
と言う事で、シンボリックリンクを貼る
$ sudo ln -s /opt/local/lib/libpng.3.dylib /usr/local/lib/libpng.3.dylib
これでMP4Boxが動くんだけど、nicocacheで使う為にはパスの通った所に移動してあげなきゃいけないので、こんな感じにすると良い
$ sudo mv MP4Box /usr/bin/

これでMP4Boxは動く様になったので、あとは最後のひと仕上げ
nicocache.jarのあるフォルダにテキストファイルでもなんでもいいので「MP4B0x.exe」という名前のファイルを作る。

これでmp4からm4aが抽出されましたとさ。めでたしめでたし。


ちなみにswfは対応してないので、wineとかCrossOverとかでHugFlash動かすのが妥当なんじゃないかなぁ。(やった事無いので知らんけど)

参考ページ
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/software/1200931289/(主に576番)

2008年11月14日金曜日

Macメインの環境でオンラインストレージサービスのDropBoxを便利に使う

久々の更新ですね。

http://arakawa.yamanaka.ics.keio.ac.jp/archives/244
の内容ほとんどそのまんまなんですが…

(注:以下で言うDropBoxはWebストレージの方で、Macのパブリックの中のファイル共有用ディレクトリではありませんw)

僕は普段作業をするとき、いわゆる「書類」は全部Mac標準の「書類」フォルダに入れています。
そんな環境と大学のPCを併用する生活を続けていた僕が前々から思っていたのが、このフォルダを同期していつでも何処でも見れたら良いな、って事。

そんな中最近DropBoxを使ってみようと思った訳なんですが、ちょっと困る事がありました。
それは、上記「書類」フォルダは1GB程度しか使ってないのでまるごとDropBoxに突っ込んでしまいたいんだけどどうすれば良いものか…
というそこのあなた!

spotlightで「ターミナル」
ln -s ~/Documents ~/DropBox/hogehoge
これでシンボリックリンクが作られて、ほっとけば同期完了〜